カテゴリとプロパティの設定
カテゴリおよびプロパティについて
プロジェクト、アイテム、ファイルそれぞれにカテゴリ(分類)を設定することができます。また、カテゴリごとに異なるプロパティを設定できます。
カテゴリ | プロジェクト、アイテム、ファイルそれぞれに指定できる分類項目。分類を指定する事で素早く特定の分類のアイテムを絞り込む事ができる。 |
プロパティ | プロジェクト、アイテム、ファイルにそれぞれ指定できる属性項目。 プロパティ名と値を指定する事でアイテムの状態を指定できる。 |
たとえば、プロジェクト・カテゴリーは「受託案件」「規格製品」といったように、プロジェクトの分類を定義することができます。このカテゴリーに対し、プロパティを設定することができます。さらに「受託案件」カテゴリーには「顧客名、納期、案件タイプ」の3つのプロパティを割り当て、「規格製品」カテゴリーには「製品タイプ、開発難易度、設計納期」の3つのプロパティを割り当てる、といったことが可能となります。
以下の画面では、「900その他組立品」というカテゴリーに対して「標準価格、素材、重量、生産方式、MOQ、メーカー」の6つのプロパティを割り当てています。

この仕組みによって、さまざまなプロパティ(属性項目)をプロジェクト、アイテム、ファイルに割り当てられると同時に、それぞれのカテゴリに対して最適なプロパティを設定できるようになります。

登録したアイテムなどをカテゴリ分けすることで、フィルタが容易になったり、種類を判別するのに役に立ちます。以下はプロジェクトのカテゴリ例です。

カテゴリを設定するには、アイテムの画面の右上のをクリックし、編集モードに切り替えます。のプルダウンを選択し、このアイテムのカテゴリを設定できます。
以下の例では「その他」の中に「900その他組立品」「126モーター」などのカテゴリが表示されていることがわかります。なお、この画面で表示されている「その他」はカテゴリーグループと呼んでいます(後述)。

カテゴリにプロパティを割り当てる
画面右上にある管理メニューからを選択します。

画面左側に以下のようなメニューが表示されますので、カテゴリの中のプロジェクト、アイテム、ファイルのいずれかをクリックします。この例ではプロジェクトのカテゴリを編集しますので、を選択します。

たとえば、以下の例では、「A分野案件」「B分野案件」「C分野案件」の3つのカテゴリが「案件プロジェクト」というカテゴリグループに入っていることを示しています。

編集画面でを選択します。カテゴリグループとは、いくつかのカテゴリのまとまりとして定義するグループです。

カテゴリグループ名を入力します。たとえば、「規格製品プロジェクト」などです。

新しく作成された「規格製品プロジェクト」の右にある をクリックします。

カテゴリ名を記入します。たとえば「A機種」などです。
下の画像のような画面で、画面下部のをクリックします。

プロパティ追加の画面が表示されますので、このカテゴリで使うプロパティを指定します。チェックボックスにチェックを入れ、 を押します。

画面を確認し、 を押します。
このとき、必須入力項目のチェックボックスにチェックを入れると、アイテムにそのカテゴリを適用した際、チェックを入れたプロパティの入力が必須となります。また、右側のプルダウンからBOMタイプを選択することができます。
たとえば、カテゴリに下の画像のような「A機種」を指定したアイテムは、プロパティに「総額」が必ず入力された状態で保存することになります。

これで、新しく作成したカテゴリグループ「規格製品プロジェクト」にプロジェクトカテゴリ「A機種」が作成され、「共通」のプロパティ「担当者、総額、質量」と、「取引先情報」のプロパティ「顧客名」、計4つのプロパティが含まれます。

既存のカテゴリのプロパティ設定
既存のカテゴリのプロパティを編集する場合には、たとえば、左側の「A001技術分野」をクリックすると右側にが表示されます。これをクリックしをクリックします。

カテゴリ編集の画面が表示されますので、利用したいプロパティを選択します。 をクリックします。

追加したいプロパティのチェックボックスにチェックを入れ、 をクリックします。

をクリックするとこのカテゴリに関連するプロパティとして保存されます。

選択したカテゴリに応じ設定できるプロパティが変化します。上記で設定したプロパティが表示されます。
